地方に移住!民泊(みんぱく)、カフェ、バーもやってみる!その⑤【融資、事業計画編】
こんにちは、長期投資家のカボス( @olivetrhm)です。
前回の記事の通り、ほぼほぼ間取りが決まり、ようやく施工業者に2棟分(住居用と、宿泊事業用)の見積もりの依頼を出しました。
おそらく一、二週間程度で見積もりが出てくると思いますが、想定範囲内の金額で出てくるのか、非常にハラハラしております。
金額の多寡によって、間取りを訂正しなければいけないですからね。
まだ、見積額も不明なので、資金調達をどうするか、決めかねておりますが、
地銀、信用組合に住宅ローン、事業ローンについて、相談をし、
下調べをしている最中ですが、
一つ面白そうな金融商品を発見したので、ご紹介します。
事業用でも住宅ローンで融資できるケースがある!?
その金融商品を紹介する前に、
足利銀行においては、宿泊事業用の建物でも、
住宅ローンで融資されるケースがあるようです。
その条件は下記の通り。
店舗・事務所・診療所・作業所併用住宅の併用部分はお申込みご本人またはお申込みご本人が経営する同族会社が使用するものに限る。
賃貸住宅併用住宅の併用部分は、住居目的での賃貸に限る。
※併用住宅の場合は併用部分の面積が全体の2分の1以下であり、かつ上記条件を満たす場合にご利用できます。
これをweb上で確認し、期待に胸を膨らませて、
足利銀行の担当者に詳細を確認したのですが、あっさりと断れてしまいました.........
なぜかというと、
併用住宅の融資は同一の建物内であることが前提のようです。
例えば、一階のスペースは美容室、二階は居住用の部屋という建物ならば、
条件によっては、住宅ローンで融資可能とのこと。
私たちの計画は敷地は同じですが、二棟になってしまいます。
そのため、併用住宅という定義からはずれ、
住宅ローンでは融資不可と回答されてしまいました。
少し、ガッカリしたけど、しょうがないかな。一坪当たり50~55万円で収まるよう、当初の想定内に抑える必要はあるな。
事業ローンの場合、どこから融資を受けるのがいいのか!?
そこで、今回発見したのが、こちらです。
日本政策金融公庫と信用組合が連携した金融商品、
【望】です。
真岡信用組合の融資担当者曰く、
当商品は日本金融政策公庫単体では融資できないものを、両機関の強みを活かし、
単独では対応が難しい融資案件についても、幅広く対応することを目的としているとのこと。
案件内容にもよりけりですが、15年以上の貸付も可能なケースがあると信用組合の担当者はおっしゃっておりました。
ちなみにですが、益子町としても、新規事業者に対して、
融資制度を設けているのですが、
こんな感じで、貸付期間が最大7年と非常に短いんですよね。
これだと仮に1,000万円を7年間、金利1.6%で融資されたとしても、
月々の支払いは125,000円です。
仮に住宅ローンが7万円だとすると、
合計約20万円程度、
非常に大きな返済額が毎月、のしかかります。
これでは月々のキャッシュフローはマイナスになってしまうので、
この制度は融資額が小額でないと全く使えません。
(仮に400万円程度の借り入れで賄えるのならば、個人的には検討の余地あり)
もし、これが20年間、金利2.5%(長期のため、金利は高くなると仮定)で融資を受けられたとしたら、月々の支払いは53,000円です。
いかに、融資期間は重要な要素であることを実感させられます。
ただ、【望】でもさすがに20年間の貸付は無理かも知れませんが。
まだ、真岡信用組合に対して、事業計画書など必要書類を提出していないので、
具体的な条件(金利、期間など)は不明ではあります。
もともと、今後、長い付き合いになることを想定し、
その地域に根ざした金融機関から事業ローンは借りる予定ではありましたので、
日本政策金融公庫と連携した商品ならば、好条件で借りられると信じ、
今後、詳細を詰めて行きます。
ただ、見積額で今後の資金調達方法が大きく左右されるので、
今は待つばかりです。
早く回答こないかなぁ...
土地の契約してきました!
ただ、1つ、問題発生.....