成長株投資、割安株投資とは!?二つの要素を持つ株に投資しよう
こんにちは、長期投資家のカボス( @olivetrhm)です。
株式投資には様々な投資手法があります。
代表的な投資手法がこちらです。
①成長株投資(=グロース投資)
②割安株投資(=バリュー投資)
今回はこれら投資手法について説明するとともに、
私が今実践している投資手法をご紹介します。
成長株投資とは?
ひふみアカデミーの動画をみると、【成長株を買い増し、割安株のウェイトを下げた】と言った発言をよく耳にします。
ではこれらはどのような定義づけがされているのか、ご紹介します。
読んで字のごとく、将来、継続的に利益成長が望める株に投資する手法。3年以上といった長期期間で保有し続け、企業の成長とともに株価上昇を狙う。代表的な例で言うと、Amazon。同社の株価はPER100倍前後で推移しながらも、市場参加者の成長期待に常にこたえてきたため、一貫して上昇を続けている。
割安株投資とは
決算内容から、その企業が保有している資産の価値、および、収益性からはじき出される企業価値と市場が下した価値の【差】に投資する手法。いつか自分以外の誰かが、その企業価値のギャップに気がつくまで待ち、評価水準の訂正による株価上昇を狙う。
株初心者は二つの要素を兼ね備えた銘柄に投資しよう
二つの投資手法として、説明しましたが、必ずしも、独立して存在しているわけではありません。
割安×成長株というのはこの世に存在します。
この二つの要素をもっているのは時価総額100億円以下の小型株に多い傾向がある。運用資産130億円といわれる超大物投資家 片山晃氏も以前までは、【個人投資家は小型株に投資すべき】とアドバイスをしていた。
そうなんだ。以前まではってことはもう、小型株に投資する方法は通用しないってことなの?
実はそういった発言をしている。小型株に投資して、これまで株価上昇をしたのは、個人投資家の参加者の増加により要因が大きいと、片山氏は分析。ただ景気悪化によって、2019年以降は冬の時代が到来し、個人投資家が減少していく。結果的に株価の上値をおうような事象が起きづらいと予想。
現に、片山氏は株価上昇も狙えない小型株は出来高低下=流動性低下となり、売るに売れないリスクを考慮し、時価総額100億円の株は売却したそうです。
それでも私は小型株に投資します。
成長、割安という二大要素を含んだ銘柄は大型株にはほとんどなく、
私はどうしても小型株に目がいってしまいます。
たとえば、最近、打診買いをしたコチラの銘柄は時価総額20億円ちょっと。
本日の出来高はわずか、1,400株です。
確かに、流動性があまりにも低く、
仮に同社の株を1,000株(150万円分)保有し、全株売却しようと思ったら、
一日の出来高70%を占めてしまいます。
資産1億円以上、持っている方にとっては、売買のしづらさを敬遠して、
手が出せない銘柄かもしれません。
ただ、上記記事でご紹介したとおり、
今期からのフェローテックとの協業により、
海外市場の販路拡大によって、同社の成長性、業績拡大には大いに期待を持つことができます。
成長株として投資し、3~4年後には目論見どおり、じわりじわりと株価が上昇したとします。
片山氏が流動性欠如のリスクが高いと意識する時価総額100億円以下
のラインを突破することによって、流動性リスクが緩和され、
株主増加、評価水準の訂正による株価上昇も狙えます。
このように業績拡大(成長)、評価水準の訂正(割安)という、
二つの起爆剤により、大きなリターンを得ることができるのが、
【成長割安株投資】なのです。
私は成長割安株を狙った小型株投資はまだ通用すると信じ、継続して投資いきたいと思います。