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株(kabu)初心者におすすめの本!その③-2【ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること】

こんにちは、長期投資家のカボス( @olivetrhm)です。

今日も前回の続きで、苦瓜達郎さんの書籍について、主観を交えながら記事にしたいと思います。

www.olivetrhm.com

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印象に残った名言集②

 

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上記の通り、グロース投資について、ユニークな言い回しで表現しております。

 

ちなみにグロース投資とは

グロース投資は、「グロースアプローチ」や「成長株投資」とも呼ばれ、将来の企業の成長性や収益性に主眼を置き、業績の伸びが期待できる企業(銘柄)を探し出し、成長に伴って株価が上昇することを狙って投資する手法をいいます。 

代表的な例で言ったら、アメリカのアマゾンでしょうね。

アマゾンエフェクトといわれるくらい、小売だけでなく、他業種の市場にも影響を与え、株式市場は今後も持続的な成長がされることを見越しているため、PERは約100倍という数値で推移しています。

 

このように成長株に対して、資金投じることをグロース投資を言うのですが、

 

筆者はグロース投資をする投資家は、【自分は他人より、賢い】という前提に立っているとのこと。

 

どういうことか?

 

割安株ではない株を【成長が期待できるから】という理由で買うということは、その企業の成長についてすでに多くの人が高く評価し、その結果として形成された高い株価に対して、さらに高い【成長への確信】を持って挑むことになるからです。

今現在の株価はすでに将来の成長を織り込んでいるということだね。それでもその銘柄の成長を見込んで、買うということは多くの市場参加者によりも自分のほうが賢いということと同義だと筆者はいっているね。

反対にバリュー投資はどうか?

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さきにバリュー投資についてご説明すると

バリュー投資は、企業業績や・財務状態と比較して、割安な銘柄に投資する手法をいう。 PER(株価収益倍率)、PBR(株価純資産倍率)といったファンダメンタルズの指標をベースに割安な銘柄に着目する。 

 何らかの理由で割安な状態で株価が放置されている株価にたいして、

適正水準まで評価されるのはひたすらホールドする投資手法です。

 

なぜ他人は自分より馬鹿という前提に立つかというと、

以下の通り、述べておりました。

バリュー投資は、市場参加者が見落としていたり、気づかなかったりして評価が低いままになっている企業に対して、他人の評価を無視して株を買うことです。

 

個人的に付け加えるとしたら、バリュー投資はグロース株より、時間が読めない投資だと考えます。なぜなら、現時点での株価はその他大勢の人がその対象銘柄の本質的価値に気づいていない状態のため、その時点で自分は株を購入し、その他大勢の人が気がつくのをじっと待たなければいけない。

 

グロース株は人より賢くないといけないと考えると、私は向いていないですね。

 

ただ、一つのいえるのは【忍耐力】【継続力】は人よりもいくばくかは優れていると自負できるので、どちらかというとバリュー投資の方が向いているかもしれませんね。

 

人はそれを単なる【塩漬け】と言いそうですが....笑

 

初めての企業との面談時に何を重要視するのか!?

筆者はファンドマネージャーという職業柄、年間900社と面談し、投資に値にするのか、判断しているようです。

 

そのとき、必ず最初に聞くのが、【企業の沿革】だそうです。

なぜなら、今のその姿というのは【一時点の姿】でしかなく、

なぜ今のような状況になっているのか、過去を解き明かすことは企業の現在について、より理解を深められ、今後、予測する際にも役立つ、という理由からです。

 

そして、過去の話を深堀りしていくなかで、回答内容によっては、かなり評価を落とすことがあります。

 

それは、経営者が過去の失敗を隠すとき(語りたがらない)です。

筆者いわく、

【失敗の経験がきちんと総括できておらず、今後の企業経営の方針に落とし込まれていないのではないか】と考えざるを得ません。

起きてしまったことを隠すのではなく、事実として受け止め、どう反省したかを説明してくれたほうが評価は高くなるでしょう?

 

これは深いですね。

 

この文書を読んだとき、自分がこの教えのとおり、実行できるのか考えました。

 

ファンドマネージャーだからこそ、このような生の情報が聞けるというのは間違いありません。

私たちのような個人投資家がその社長の性格を見抜くことはできないのかなと、

ふと思ったのですが、思い返してみると、決算説明会の動画をみてみると、

結構、会社によって特色が出てきます。

 

例えば、ある会社の社長インタビューとかで【自分は数多くの失敗をしている】と公言している社長であったり、

またある会社の決算説明会では失敗の理由と今後の戦略について説明するケースもあります。

 

それとは逆に明らかに資本政策に失敗しているのにもかかわらず、株主総会、決算説明会の場では、失敗の理由に言及もなく、さもなかったことのように振舞ったり、

(もしくは市場環境のせいにするなど)経営判断ミスというのは認めない会社はあります。

 

直接、話を聞くことはできませんが、長期でその会社をウォッチすることにより、

ある程度、癖を掴むことができるのではないか、と思いました。

 

アマゾンならば、かなり安いので、値段以上の価値は間違いなくありますよ。